フランス旅行記…⑩

レセプションパーティーで飲んだワインにより上機嫌になったままホテルに戻り、着物をたたみ、着物セット一式を風呂敷に包むと…あさだった。現地時間のam5:00頃はまだ辺りは静けさの中にあって当然夜明け前。中庭に面した部屋だけあって朝なのか夜中なのか分からないほど静かだった。
前日までの疲れと睡眠不足にプラスしてアルコール摂取となった事による寝落ちで、ベッドの上…布団の上に倒れたまま寝てしまっていた。せっかくのフワフワベッドなのに…残念な夜となった。

芯から冷えた体をバスタブにはった熱めのお湯に浸かり温めることから一日が始まった。

朝食はam7:00~とれるため時差ボケの体にはちょうど良い感じのスタートをきれた。生ハムやソーセージ、チーズにパンという朝食はお腹にズシンと重く収まる。朝7時に食べて…お腹が空いてくるのは15時くらいだった。滞在していた3日間の毎朝食は変わらず同じメニューだったから、1日2食が滞在していたときの食事のリズムだった。

朝食をとりながら悩んでいた。ほぼ自由行動の旅工程。ツアーといっても予定はそれぞれが計画するから、人によってはオプショナルツアーで観光地巡りしたり、近隣の美術館巡りしたりと予定をたてていた。現地ガイドのmiwaさんに聞いていたギャラリー集中エリアは2ヶ所。ルーブル美術館近くは昨日に巡ったから、滞在2日目はもう一つのエリアのギャラリー巡りと決めていた。でも、昨夜のレセプションパーティーの会場でどーしてもチラシの配置など直したい所があって、そこがどーしても気になって、行くべきか?そのままにしておくべきか?悩んでいた。
ギャラリーと予定しているギャラリーエリアはホテルからみて逆方向。地下鉄やタクシーに乗る勇気があれば移動はたいした距離では無い。でも…徒歩移動となると難しそうだ。
地下足袋を履き、袴ズボンを履き、ジャケットを着てボディバックを背負い、自撮り棒にスマホを取付けて手に持ち…歩きを想定した格好に身を包んだ。
先ずは作品展示してあるギャラリーを目指し出発。同時にパリ市内散策を楽しんだ。
目標は両方のエリアを巡ること。やってみなけりゃ分からない!

【それいけ!アイアンマン】

「irondesignerやまだ」の日々のできごと集

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