フランス旅行記…⑦

昼食が終わりそれぞれに予定を組んでいる皆さんとは別々の行動が始まる。目的の1つ「ギャラリー巡り(営業)」というのを決行する。
miwaさんにギャラリーのあるエリアを教えてもらい、フランス語が話せなくても相手に伝える方法をアドバイスもらって…いざギャラリー巡り!
…と、ここで予期していなかった事が!
四国からひとりで参加している画家のアイコ先生が同行するという展開になった。
そう!ひとりでの参加はオレとアイコ先生だけ。団体行動であれば皆さんについて行けば何も問題ない。でも自由行動になった時に言葉の通じないフランスでの一人はかなり心細い。しかも他の人たちは夫婦、親子での参加だったりするからもう予定をたてている。

ちょっと悩んだけど「ギャラリー巡りですけど良いですか?」と一緒に行動する事に決めた。「かなり歩きますよ?」と聞くと「山登りで足腰鍛えてますから」と力強い返事がかえってきた。
街中で地図を見ることはスリに目を付けらる恐れがあるから控えるように。
そう教えられていたので極力使わないように歩きだす。目指すは「ルーブル美術館」。
アイコ先生の心配をしながら、周りを見渡しながら…目指すルーブル美術館…何本目の交差点の…えっと…知らない国の同じような景色はわからない。そこが何処なのかわからなくなる。この辺りだと思うんだけどなぁー?

着物姿で歩く日本人をフランス人はどんな目で見てたんだろう?すれ違う人々は道をあけてくれる。目で追うように見ながらすれ違っている。笑顔で親指を立てて何か言ってくる人もいた。アジア系の観光客らしき人に笑われたときもあった。でも確実に着物姿のハゲ頭のちょん髷男は「おぉ!サムライ」だった。

イメージしていたルーブル美術館が見えてこない。ピラミッドが通りから見えると思っていたから。「この辺りだと思うんだけど…」とアイコ先生に告げて意見を求めてみた。…まぁわかる訳ないわな!(笑)

とりあえずそこ入ってみましょう!とルーブル美術館近くであろう建物の通路を抜け…大きな広間に入った。
石畳の広い空間に居た。圧倒的空間でクルクル回って360°のパノラマを肉眼で楽しんだ。ひとりで記念写真が撮れる自撮り棒の楽しさにハマりそうになっていた。

【それいけ!アイアンマン】

「irondesignerやまだ」の日々のできごと集

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