フランス旅行記…⑬
スマホナビの力を借りてギャラリー到着。
予定していた時間プラス40分でおさまった。
「おはようございます」クオリアートのギャラリー滞在スタッフに挨拶をし会場入りした。
会期2日目の朝は、前日の不具合などの調整や修正でバタバタしていた。…といっても全員ではないので話し相手は代る代るみつけられた。
初日の来場者数を聞いたり、客層を聞いたり、自分が知らない時間帯のギャラリーの様子を聞いた。
平日の午前中ということもあり来場者は見当たらない。ギャラリー前の人通りも少ない。
「本当にこの出展は正解だったんだろうか?」そんな答えを探したかった。…でも、見つかる訳はなかった。
昨晩のレセプションパーティーで作品の見え方が人それぞれ違うことを知ったから、クオリアートスタッフにも一人づつ聞いてみた。
それぞれ似たような部分はあったけど…3人とも違う世界を作品に見ていた。 面白い。
ギャラリーに来た目的は、折り鶴型のチラシをちゃんと来場者に認識してもらえるように配置する事。名刺と折りたたんだ折り鶴が透明袋に入れたままの状態で置いてあっても、それが何なのかは分からない。そればかりか、他のどの作家の資料よりも目立たない。モノトーンは地味過ぎる。
ちょっとした工夫次第で確実に注目度が上がる筈…なんだけどなぁ。そう思いながら一つを手に取り折り鶴を広げた。折っていないチラシを数枚重ねて置き、その上に折り鶴を置いた。
配置の仕方を指示しなかったから仕方がないとはいえ…勿体無いねー。
「自分でやればイイや」という思いもあったけど…今後はいろいろ気をつけよう。
そしてもう1つ、作品とチラシを紐ずけること。
作品に興味を持ってもらった人なら、隣に置いてある折り鶴と資料の所の折り鶴が同じだという認識をもち資料を持って帰ってくれる筈。
又は…折り鶴が気になってチラシを持って帰ってくれる人が…「この折り鶴の作家は…」と会場内を探してくれた時、作品の横に置いてある折り鶴で認識してくれる筈。
…筈。
後日送られてきた資料に折り鶴チラシが注目を集めていた…であろう写真を発見!!
担当の清水氏からの報告でも、「200部ほぼ無くなりました。」と連絡ももらった。
きっとこの時の小さな努力が功を奏したと 思っておこう。
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